【7月2日】鉄鍋亭7月セッション☆【火曜日】
と、ゆーワケで、平日セッションいたしましょう!

日時は7月2日(火)10時~18時。
場所は「広島市中央勤労青少年ホーム」の第2集会室!
初めて使うからどんな部屋かはよくわからぬ!(ぁ

公式サイト
http://www.cf.city.hiroshima.jp/yt-chuo/index.html
Googleマップ
https://www.google.co.jp/maps/place/中央勤労青少年ホーム/@34.3971275,132.4624143,18z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xcd0584c467c056a8!8m2!3d34.397241!4d132.463217

YMCAとかパークレーンのそばです。わかりにくいぞ☆(ぁ

伝助
 https://densuke.biz/list?cd=4YEsdyDstFdyqfQd
  • 中林
  • 2019/06/03 (Mon) 21:58:25
Re:質問であります。
場所の確保ありがとうございます!
クトゥルフはなにげに久しぶりなので楽しみです(ΦωΦ)フフフ…

質問なのですが、今回の会場の会費はおいくらでしょうか?

どうぞよろしくお願いします。
  • ましろ
  • 2019/06/03 (Mon) 23:02:46
会場の使用料について
大事なことを書き忘れてましたね(汗

460(円/時間)×8(時間)=3,680円

です。
4人ならひとりあたり920円ですね。

全員が会員になれば無料になるらしいのですが、中林がすでにその資格(35歳まで)を失っているので無理でした(笑)
  • 中林
  • 2019/06/05 (Wed) 22:07:40
やりたいと思っているシナリオのご案内(6/27追記)
こんばんは、ましろです。
僭越ながらKP希望出してしまったので、この人数だったらこのシナリオを用意していますよ、という簡単な案内を書いておきます。

PL2~3名:「アクセス」&「観光バス」
PL3~4名:「手紙の宛先は遥か」

これもう遊んだ! 内容を知ってる! という方もふるって参加していただければ幸いです。
だってほら、PLやPCが変われば展開も違うかもしれないし……(目線そらし)

(6/27追記)
プレイヤーさんが3名揃いましたので、「手紙の宛先は遥か」を回させていただきたいと思います!
  • ましろ
  • 2019/06/20 (Thu) 01:34:23
【CoC】「アクセス」
 本作は誉田哲也氏の小説『アクセス』を題材に作成しております。
 このシナリオは、グロテスクな表現、暴力的な表記を含んでおります。苦手な方はご注意下さい。

■シナリオ作成者
bubudog様

■推奨プレイ人数
3~5人。2人でも稼働可能ですが、選択の幅が狭まる可能性があります。

■使用ルールブック&サプリメント
基本ルールブック

■プレイ時間の目安
キャラメイク:2時間
セッション:2~3時間

■探索者について
 本シナリオにおける探索者は全員、同じ学校に通う「高校生」です。
 導入をスムーズに行うため、探索者全員が同じクラス、部活、委員会など、何らかの共通点を持たせてください。
 探索者はNPCの麻月可奈子の友人ですが、幼馴染や血縁者は不可とします。
 本シナリオに推奨の技能はありません(【目星】【聞き耳】のような探索系技能、【言いくるめ】【説得】【信用】のような交渉系技能、おまけで【コンピューター】【英語】は使用する機会があります)。
 プレイヤー自身のリアル知識やアイディアをフルに活用して、グッドエンドを目指してください。

■あらすじ
 あなたと同じ学校に通う友人の中に、麻月可奈子という少女がいる。彼女はあなたにこんな提案を持ちかけた。
「ねぇねぇ、携帯電話とネット料金が無料になるアンケートがあるんだけど、協力してくれない?」
 しかしその話は、いかにも怪しい内容で……。

■NPC
【麻月可奈子】高校2年生
 探索者と同じ学校に通う女子生徒。
 明るく元気で、ハキハキとしている少女。友達を大切にするために、断りきれず貧乏くじをひくことがある。あまりネットには詳しくない。
  • ましろ
  • 2019/06/24 (Mon) 04:06:39
【CoC】「観光バス」
■シナリオ作成者
bubudog様

■推奨プレイ人数
3~5人

■使用ルールブック&サプリメント
基本ルールブック

■プレイ時間の目安
キャラメイク:1時間
セッション:1~2時間

■シナリオ傾向
パニック系脱出

■探索者について
 探索者は全員、団体客として観光バスに乗っている。探索者同士は相互に知り合いの方がスムーズに進行するため、事前に関係を設定しておくことを推奨する。
 職業や所持品に制限はないが、観光バスツアーの参加者として奇抜にならない範囲に抑えた方が、より危機感を楽しむことができるだろう。
 推奨技能は【目星】【聞き耳】、戦闘をしたい場合は各種戦闘技能、戦闘を回避したい場合は【隠れる】【忍び歩き】。

■あらすじ
 探索屋は全員、団体客として観光バスに乗っている。
 東京を出発し、アクアラインを経由して木更津方面へ。果物を狩り、海の幸を食べ、牧場を見学し、一日のツアー日程を終えた帰り道。
 窓の外を見ると日が傾き始めていた。自分たちが乗っているバスが災厄に巻き込まれるなど、その時点では誰も想像していなかった。
  • ましろ
  • 2019/06/24 (Mon) 04:08:06
【CoC】「手紙の宛先は遥か」
■シナリオ作成者
bubudog

■推奨プレイ人数
3〜5人

■使用ルルブとサプリ
 基本ルールブック
 クトゥルフ2010(なくても可)

■プレイ時間の目安
キャラメイク:2時間
セッション:4〜5時間

■時代設定
現代日本。和歌山県の架空都市「紀州村」を舞台とする。

■探索者について
 探索者は大学生のNPC・桜田進歩の友人である。探索者の職業・年齢・性別に制限はないが、進歩の血縁者や幼なじみは不可とする。なお、旅行は三泊四日を予定している。
 推奨技能は、【目星】【図書館】【歴史】【心理学】【オカルト】【各種交渉技能】【操縦:船】や【芸術:絵画、イラスト、漫画、彫刻などクリエイティブなもの】があると見せ場が作れるかもしれない。

■あらすじ
 探索者の友人に、桜田進歩という大学生がいる。進歩は家族の縁が薄く、両親は進歩が生まれる前に離婚、その後、母は死亡。更に双子の兄を亡くしている。幼い進歩は母方の実家に引き取られ、祖父母の元で育てられた。祖父は数年前に他界しており、故郷に祖母を一人残して大学へと通っている。
 彼は最近、悪夢に悩まされていた。自身が、残虐な方法で祖母を殺す夢だ。胸騒ぎがして祖母の家に電話をかけたが、応答がない。体調を崩しているのか、電話機が壊れているだけなのか。状況は不明だが、安否確認のため、里帰りを決意する。祖母がトラブルに巻き込まれている可能性を考え、頼りになる探索者たちに同行を求めた。

OP動画
https://www.youtube.com/watch?v=_tuAyizVzbc
  • ましろ
  • 2019/06/27 (Thu) 15:47:11
セッションお疲れ様です
この度はセッションにご参加いただきありがとうございました&お疲れ様でした。
GMとして生まれて初めてセッションをタイムアウトさせてしまったので、ちょっと動揺を隠せないですけど、どうかどうか次もよろしくお願いいたします。

>探索者の皆さま
もうめっちゃ素敵でした!
小夜ちゃんは才色兼備の文系女子かと思いきや、危険人物にかなり鋭いパンチをえぐりこむように撃う様のギャップに惚れましたし、
澪ちゃんはKPが出した情報を冷静にまとめていく様がいかにも知的なセンパイって感じでしたし、
紬ちゃんはちょい不思議ちゃんキャラでグイグイと進歩から情報を引き出していく感じが日頃の力関係が伺えて大変よきでした。

ここまでのまとめや、今回予告などは次にスレッドが立つと思うので、スレが立ったらそちらに書き込みます。
どうぞよろしくお願いします。
  • ましろ
  • 2019/07/03 (Wed) 00:12:03
セッションお疲れさまでした【7月2日】
最初ちょっとバタつきましたが、平日セッション1回目お疲れさまでした☆

会場は静かでさほど値段も高くない、良い物件でしたね(不動産?


果たして野田パイは、ハッピーエンドに興味があるのか!?(ぇ
後半が楽しみです☆
  • 中林
  • 2019/07/06 (Sat) 21:26:12
中林さまへ。
中林さんお疲れ様&ありがとうございましたー!
後半楽しみと言っていただけて超ハッピーです。

>会場について
少々わかりづらい場所にあるのは確かなので、次に新しいメンバーが加わったら、駅とか東急ハンズの前とかで待ち合わせて行くと良いかもしれないですね。

>野田センパイは、ハッピーエンドに興味があるのか
それはねー、個人的には頑張って欲しいですけどねー、強要するものじゃないですからねー。
今回のシナリオはちょっと当事者性の薄い内容ですし…(ここからPCに頑張ってもらう、という所でタイムアウトしたとは言えない)。
でも、このまま拘束印を使うと詰みに入ることは裏でちゃんと説明しましたので、もし他のPLさんやPCが少しでも美しく終わらせたいとおっしゃったのなら、その方を理由に奮闘していただければ幸いです☆
あと最後に、いつから幸福な終わり方があると錯覚していた?
  • ましろ
  • 2019/07/06 (Sat) 22:17:19
Re: 【7月2日】鉄鍋亭7月セッション☆【火曜日】
次回、手紙の宛先は遥か終了次第私がKPでCoCやれたらと思っています。

☆PL3人なら☆
「狂気山脈~神々の山嶺~」
全員登山家。山を登ります。
HOあり。

☆PL4人なら☆
「白夜の歌」(候補)
砂漠化が進む地域に、現地ガイド・調査員などとして行く物語です。

早めに人数確定すると助かります!
  • T
  • 2019/07/09 (Tue) 22:31:14
【平日セッション後半】7月30日予約とりましたー!
表題の通りです(ぁ

場所は前と全く同じ、勤労青少年ホーム第2集会室。

伝助:
 https://densuke.biz/list?cd=SrRAkGEaQGVHWhkP

> Tさん

予告ありがとうございます!
楽しみにしてます☆
  • 中林
  • 2019/07/10 (Wed) 21:55:52
【CoC】「手紙の宛先は遥か」後半戦
【クトゥルフ神話TRPG】
手紙の宛先は遥か―後半―

■シナリオ作成者
bubudog

■使用ルルブとサプリ
基本ルールブック
クトゥルフ2010

■プレイ時間の目安
セッション:3~4時間

■時代設定
現代日本。和歌山県の架空都市「紀州村」を舞台とする。

■前回までのあらすじ
 雨宮小夜、野田澪、遠方紬の3人の友人に、桜田進歩という大学生がいる。彼は最近、唯一の肉親である祖母が無残に殺されるという悪夢に悩まされていた。連日連夜続く不吉な夢に妙な胸騒ぎを覚え、故郷に一人で暮らす祖母に電話をかけたが、一向に出る様子がなかった。進歩は帰省を決意し、トラブルの可能性を考え、頼りになる君たちに同行を求めた。
 進歩の故郷である和歌山県の紀州村には、かつて「渡海祭」と呼ばれる風習があった。一卵性双生児が生まれた際に兄をマレビト、弟をトガビトとし、7歳(数えなので実際は5歳)になればマレビトは地獄の門を閉じる生贄として海に流してしまうという残酷な風習である。
 今は穏やかな祭になったというその裏で、一部の保守的な老人たちの手によって進歩の兄、真琴は密かに渡海祭の生贄として海に流されていた。
(以下ダイジェスト)
 生贄真琴、宇宙的恐怖と接触したことにより人外真琴として爆誕。
 ↓
 日抄「なんで門を開くための生贄が流されてくるん? 結界がもう限界やわ」
 ↓
 人外真琴「え、門がちょっと開いた? とりあえず復讐してくるわ」
 歴代マレビト「いってらー」
 ↓
 人外真琴「世界は滅ぶ。お前は俺が殺す」
 進歩「まじか」母「ヤメテー!」
 人外真琴「……今回はカーチャンに免じて帰ってやる」
 ↓
 探索者「どないしましょ?」
 日抄「マレビトを不老不死にして新しい門番にすれば世界は救われるやで」
 ↓
 進歩「そんなことしたくない。兄をまた犠牲にするくらいなら世界なんて滅んでいいポイズン」
 ↓
 人外真琴「やっぱり世界が滅ぶ前に慈悲として弟は俺が楽に殺してやるけんの」←イマココ
  • ましろ
  • 2019/07/11 (Thu) 15:47:50
登場人物一覧
■PC
雨宮小夜(PL:Tさん)
 才色兼備な現役女子大生作家。美人。

野田澪(PL:中林さん)
 医学部院生センパイ。APP6。ゴスロリは標準装備。かっこいい。

遠方紬(PL:ふもさん)
 美術方面に強いダウナー系不思議ちゃん。かわいい。

■NPC
桜田進歩
 20歳。大学生。今回の事件の依頼者。草食系男子の極みのような性格。
 15年前に兄が死んでから、ずっと兄に向けての「手紙」を描き続けてきた。

桜田真琴
 15年前の渡海祭で生贄にされた進歩の双子の兄。
 知慧の門の開門と共に現世に舞い戻り、渡海祭に関わった人間への復讐と世界の滅亡を望んでいる。

矢口悦子
 紀州村に住む、桜田兄弟の幼馴染。実家が漁師で船を持っているし運転できる。
 進歩にホの字である。

杳然
 妙見寺の住持さん。オカルトの相談もしてくれるお助けNPC。
 公式NPCなので黒幕ではない。
  • ましろ
  • 2019/07/11 (Thu) 15:55:12
狂気山脈 ご案内
今のところPL3人なので狂気山脈~邪神の山嶺~というシナリオをやる予定です。

【イントロダクション】
ニュージーランド航空の南極飛行観光旅客ジェット機が謎の失踪を遂げた。
南極調査隊の必死の捜索の末、旅客機の無線信号が途絶えた座標の先には、未知の巨大な山脈が立ちはだかっていた。
前人未到のその山脈は、最高高度が海抜1万300mにも達する、エベレストを超える世界最高峰であることが明らかになった。
誰が呼んだか、狂気山脈。
そのあまりに暴力的な山嶺に、今、無謀にも挑もうとするものがいる。果たして、神々の頂の上で、探索者たちが出会うものとは。

【その他】
ハンドアウトあり、職業は登山家ベースで固定。
ロスト率高めのシナリオです、運気を高めて来てください。
  • T
  • 2019/07/23 (Tue) 09:31:44
セッションお疲れさまでした☆【7月30日】
「私の中のサイコパスが」

平日セッション2回目、お疲れさまでした!
朝と夕方だけとはいえ、暑かったですねぇ…。
やはり夏は空調の効いた部屋でTRPGに限りますな!!(笑)

次回は10時30分開始(18時30分終了)にしようかと考えています。
バスセンターから遠いから、買い物してから行こうと思うとギリギリになるので(100%中林の事情かよ)。
ご意見があったらお聞かせください。


> ましろKP

「手紙の宛て先は遥か」のKP、ありがとうございました!

唯一の【精神分析】持ちがまさかの2割ジャストで不定入りしたときはどうしようかなって爆笑しました(笑うな

イマイチ澪パイのキャラが立てられなかったのはなぜかと、帰りにひとり反省会をした結果、ひとつの結論を得ました。

・シナリオの重要NPCが中林の好みじゃなかったから(コレハヒドイ

このシナリオにおける自PCの当事者性はとても薄い(敵対NPCから見た探索者全員は「その他の一般人」の枠を出ない。敵対する理由すらない)

ので、そこを強化するためにヒロイン(進歩くん)に関わりたい。

ヒロインに興味がわかねぇ!(ぁ

ヒロインとの関係を設定段階で近づけられなかった(シナリオ上の禁止事項のため恋人、家族はNG。絵を描くのが好きなだけの草食系を親友にするには中林の実力ではとっかかりを見つけられなかった)のも、向かい風になっていたのは確かですね。

それならそれで(ベテランなんだから)切り替えて、他の探索者との関係を強化すればよかったのですが、前回のセッションからずっと「なんとか進歩と絡めまいか」で思考が硬直してしまっていました…柔軟性が欠けていましたね。

おかげでストーリー進行にほとんど貢献できませんでした(むしろ足を引っ張っていた感)。
申し訳ない。いやホント。
NPCの造形に関してはKPは全く関係ないだけに、ただただ本当に申し訳ない。

余談ですが、中林は個人的にましろさんの作るシナリオが割と好きなので、次はオリジナルのシナリオなんていかがでしょ。


> TKP(なんかの略語みたいだ

「狂気山脈」前半、ありがとうございました!

ボードゲームライクなシナリオなのでテンポが良く、たくさんのハンドアウト(探索者の設定のほか、装備やマップなど)のおかげでわかりやすいですね。

KPとしても、聞き取りやすい話し方で淡々と、でも楽しそうに進行していたので、とてもスムーズでプレイヤーとしてやりやすかったです。
(良かったと伝えたいだけなのになんだか上から目線の論評みたいになってしまった…!)

ロッキーの単独行動については、ちゃんとプレイヤーレベルでは説明してからにすべきだったと反省しています。
ふもさん、ましろさんにもご迷惑をおかけしています(進行形)。

中林としてもロッキーに死んでほしいわけではないので(笑)、無茶をさせる気はないんですよ!(説得力皆無
てっきり8000m地点で発生すると思っていたイベントが7000mで発生したからテンパったんですよ!(言い訳である

7000mまでの夜会話()でロッキーが積極的に他人と絡まなかったのは、単純に中林がロッキーの設定を考える時間に充てていたからです申し訳ない。


☆以下、ロッキーの設定覚書☆

ロッキーにはエイドリアンという想い人がいた。

エイドリアンはカウンセラーとしてのロッキーの助手で、良き理解者だった。
知り合った当初は山に興味のなかったエイドリアンだが、ロッキーが熱心に山の魅力を説くうちに、次第に山に関心を持ち、気づけばロッキーと二人でロッキー山脈を踏破するほどの実力を身に着けていた。

そんな二人に転機が訪れる。
「狂気山脈」の(再)発見だ。

もちろん二人で「第一次登山隊」に応募した。
そして見事に選抜されることになる。

しかし、直前になってロッキーが体調を崩してしまう。

共に登れないなら意味がないと棄権しようとしたエイドリアンを、病床のロッキーが止める。

「この登山計画は各国からスポンサーがついた世界的プロジェクトだ。君のような優秀なアルピニストが、つまらない理由で棄権することは許されない。

…それに、世界最高峰の最初の登頂者に君の名前が刻まれるのを、私は見たい。私がその妨げになるのだけは嫌だ!」

本当は二人でそこに名を連ねたい――言葉にするまでもないその想いは、どちらの心にもあふれていた。しかし、ついに口から出ることはなかった。出せなかった。

エイドリアンはロッキーの言葉に従うしかなかった。

「登山隊の精神面のケアは任せてください。先生(ロッキー)の『山セラピー』が『狂気山脈』の『狂気』に打ち勝てることを、証明してみせますよ」

「君ならできるさ」

「はい。……だから、先生。帰ってきたら、聞いてほしいことがあります」

そう、二人はここまで通じ合っていながら、否、通じ合っているからこそ、未だに互いの気持ちを確認しあっていなかったのだ。

「……わかった。じゃあ約束だ。その未練をここに置いて、必ず帰ってきてくれ」

「はい。約束ですよ」

「楽しみにしているよ。君の栄冠と、その……『話』とやらを、ね」


――しかし、体調を回復したロッキーの下に届いたのは、「狂気山脈登山隊全滅」の報だった――


☆覚書終わり☆(覚書 とは


■長いので3行でまとめ■

・エイドリアンという恋人(両片思い)を第一次登山隊で喪った
・自分と二人だったなら、『山セラピー』で守れた人がいたのではないか
・上記二つの心残りを抱いて、この登山隊に遺品回収(エイドリアンの遺体回収)のために加わった


…たったこれだけなのに筆が乗って稚拙な短編小説を書いてしまった。深夜テンション怖い(ぁ

ちなみにロッキーは熟練のアルピニストなので、さすがにエイドリアンが生きているとは夢見ていません。遺体の回収も無謀なことは重々承知です。
なので登り始めたころまでは割とフラットな気持ちで遺品回収をしようと思っていました。

ですが虹の谷の悪夢の中で、彼は折り重なる死体の中にエイドリアンを見つけ、自ら飛び込んで死んでしまったのです(多分)

プロのアルピニストが感傷で後追いなんてあってはならない。ましてアタック中にそんなことをすれば、チーム全体を危機に追い込みかねないことは彼自身が一番理解しているはずでした。

しかし、悪夢を通じて自分の本当の心残りに気付いてしまっていたため、コージーの報告を聞いた瞬間何もかもを忘れて飛び出してしまったのです。


…ですよ?(ぉぃ

エイドリアンの設定を思いついたのが犬ぞりを降りたあたりだったので、折り畳み式のそり(名目上は遺品を乗せるため。実際はエイドリアンを連れて帰るため)を準備できなかったのが残念です!(遺品回収用の袋じゃエイドリアンは入らないよ!)

思いついたタイミングがそのあたりだったので、ハンドアウトの設定とはややブレますが、「第一次登山隊員全員を発見する」という目的自体は彼個人の心残りでもあるので遂行しますよ!

上記設定については、虹の谷からキャンプまで引きずり戻されてから、ちゃんとチームメイトに説明し、謝罪する予定です。中林が忘れてたら突っ込んでやってください(ぉぃ

繰り返しになりますが、ロッキーを死なせたいわけではないので(笑)、後半戦も頑張ります☆
9月10日(予定)も、よろしくお願いしますね!
  • 中林
  • 2019/08/01 (Thu) 01:11:44
セッションありがとうございました&お疲れ様でした。
「手紙の宛先は遥か」では、毎度のごとく私のゆるゆるでふわふわでぐだぐだなキーパリングにお付き合いいただき、ありがとうございました。

なんやかんやそれぞれ思うところはあるかもしれませんが、私にとっては素敵で無敵な探索者ズでした。
なによりグッドエンドまでたどり着けなのがその証拠です。
NPCとどう向き合っていくのかを後半戦までの宿題という形でお出ししていたのですが、ほぼ最適解でボールを打ち返していただき、KP冥利に尽きました。
本当に本当に、ありがとうございました。

>中林さんへ
ましろは、中林さんがヒロインに対してグダグダ言いながらも、めちゃんこ進歩くんのこと意識してたのは知っていますけんね。このツンデレおじさんめ。
澪ちゃんは逆に、クールでニュートラルな立ち位置にいることが持ち味だと思っていました。みんながみんな、進歩の味方じゃなくてもいいんじゃないかって。
「手紙の~」は動画の出来も抜群に良くてSNSでも絶賛されてはいますが、実際に回してみた感じとしては、正直、人を選ぶシナリオだとは思います。
美しく回せたら良かったんですけどね、そこは少し、KPも力不足でした。

>>自作シナリオについて
んー。あー。
考えてみます。

>ふもさん
紬ちゃんは全体を見通して、いちばんNPCに、というか双子に心を砕いていただけたように感じました。
NPCを大事にしていただいてありがとうございます!
紬ちゃんの絶妙に空気を読まなくてマイペースなロールプレイには脱帽でした。
真琴も、邪魔をするなら殺してしまおうと思っていた相手に「まこちん」と呼ばれ、挙げ句に生贄となる運命から開放する方法を探してみせると言ってみせた心根には幾分か救われていました。
使い捨てと言わず、ましろは紬ちゃんアゲインを望んでいますよ!(笑)

>Tさん
初対面なのにまさかの玄人枠!
データやルール面でサブキーパー的な役回りをしていただいて本当にありがとうございました。
PCやNPCを大事に丁寧に遊んでいただけて大感謝です。
真琴を説得したい、とおっしゃった時には、内心「女神!!」と思っていました。
Tさんのお陰で無事に詰みを回避できて本当に良かったです。
次の狂気山脈ではPLとしてよろしくお願いいたします。
  • ましろ
  • 2019/08/05 (Mon) 21:10:56

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