もしも8日に、PLさんが溢れるくらいに集まった、もしくは3人位しか集まらなかった場合のサブとして、CoCの卓を立てたいと思います。
割とグロめ&ロスト率高めです。一瞬の今を生きろ!
【CoC】「女王の卵」
■シナリオ作成者
bubudog様
■推奨プレイ人数
3人。
■使用ルルブとサプリ
基本ルールブック
クトゥルフ2010(なくてもOK)
■シナリオ傾向
クローズド
■プレイ時間の目安
キャラメイク:2時間
セッション:4時間
■探索者について
ハンドアウト制。武器、通信機器、火気、光源は持込不可とする。
HO1(1名)
職業は、ジャーナリスト、犯罪者、探偵、警察から選択。
事件について調査をしていた仲間(同僚)が消息を絶ち、その後を追って捜索を開始する。
HO2(2名)
過去に鞭典病院に通院したことがある。
職業は不問。家族・親友・恋人など、探索者同士が親しい間柄であり、簡単に見殺しにはできない関係を推奨する。情報管理が煩雑になるため、勤務医、看護師など、鞭典病院との直接的な関係は極力避ける。
■あらすじ
あなたたちは、ある日突然襲われ、意識を奪われて、拉致された。
ある者は「鞭典病院」について調査をしていた。ある者は「鞭典病院」に通院したことがあるだけの、ごく普通の一般人だった。
目が覚めるとそこは、薄暗い病院の一室だった。耳障りな程に響く虫の羽音に苛つきながら、自分たちが置かれている状況を把握しようと視線をめぐらせる。古びたベッド、汚れたカーテン、花瓶に飾られた花は枯れており、水はどろりと淀んで腐っていた。困惑も覚めやらぬうちに、一人の男が部屋に転がりこんできた。
男の姿は異様だった。目は真っ赤に充血し、鼻から下は血で赤く染まっている。
首筋から指先にかけて、皮膚が歪み、あちこちに赤黒い線が走っていた。
それが特殊メイクなどではない証拠に、生々しい血の臭いが漂っていた。
男は探索者の一人に這い寄った。
どうやら探索者のうち一人は異形の男と既知の関係にあるようだ。
男は知人に向けて1冊の手帳を差し出し、こう言った。
「……俺の、せいで、……すまない…」
「記録は、回収されないよう、………に、…隠し…」
「…逃げ……は、殺し………」
最後の息を振り絞るようにそれらの言葉を残して、男はその場で倒れた。
残された手帳には、この建物の地図と、いくつかの記録が残されていた。
- ましろ
- 2018/04/01 (Sun) 18:48:05